前書き
今回の記事は
オートレースを始めてみたいけど、よくわからないという方向けに簡単に説明していきます
ここを見ればある程度は買えるようになると思いますので、チャンネル登録と高評価ボタンを先に押してご視聴をお願いします
では早速オートレースの基本や予想の組み立て方を説明していきます。
あくまで予想のプロでは無いので参考程度に、見ていただければと思います。
まずオートレースとは?簡単に説明していきます。
動画でも説明しています
オートレースとは
オートレースは競馬、競輪、競艇、と同じ公営競技とされます。その中でもバイクで走行する為最高時速150kmにも達する事があり、一番速い競技になります。一周500mなのでかなり速いですよね。
ハンデ
まず一つ目ハンデについて
オートレースの特徴は他のモータースポーツと違ってハンデがある事。通常強い選手がポールポジション(先行)になりますが、オートレースは違います。一番強い選手が一番後ろになり、追い上げるレースになります。
これを「ハンデ」と呼び、通常6周回3,100mを走る頃に前を走る選手と同じタイミングでゴールするか否かの設定にされています。
10m単位で設定されており、最近だと新人選手とのハンデだと80m差が最大ですかね。(2022/12)
このハンデはある程度は固定されますが、調子が良ければハンデが重化しますし、
調子が悪ければ一定の成績でハンデが軽化になる事もあります。
強い奴が一番後ろから薙ぎ倒せるか?はオートレースの醍醐味の一つです。
試走タイム
二つ目が試走タイムです
オートレースの予想をする上で大切な要素である試走。
「試走」とは何か?
レースの前に行われる試し走行の事で、出走する選手の競走車(バイク)の調子を見る大切な要素になります。
他の公営競技で例えると、
競馬ではパドック、ボートレース(競艇)では展示。が近いと思われます。
1周回(500m)で要した時間を100m換算し「試走タイム」(小数点第2位)として公表されますので必ず確認をしましょう。
例えば公表された試走タイムで、
Aの選手が3.30秒で
Bの選手が3.31秒だった場合
差は僅か0.01秒の差となりますが、実際のレースで6周回3,100mを走行すると約10mもの差が生じる事になります。
お気付きの方いますか?そうです。
「数字上」では試走タイムが0.01秒速くなれば10m前の選手とほぼ同体になります。
0.01秒≒10m
A選手ハンデ10m 試走3.30≒B選手ハンデ0m 試走3.31
C選手ハンデ40m 試走3.27≒D選手ハンデ20m 試走3.29
0.01秒≒10m
で覚えておきましょう。
試走の動きについて
試走の動き
試走タイムは数字で公表されてますが、選手の走り方は様々
コース取りなど見るべき点は他にもあります。少し難しくなります。
コース取りはまず試走の入りをチェックします。大きい外コースから入ったか?小さい内コースから入ったか?外コースはタイムだけは出しやすいですし、内コースはタイムが出づらいですが,、より本走・レースで走ってる状態に近くなります。
また「○コーナーで滑ってた」のはミスなのか?車なのかも?の予想が必要ですし「前の選手に詰まってた」の場合も注意が必要です。
とはいえ最初は雰囲気で何となくよく見えた!とか、前に詰めてたーなどザックリで問題ありません。
見てるうちに慣れてきます。
試走を見て見た目の優劣をつける→
タイム発表を見て答え合わせ→
もう一回VTRを見てみる→
良く見えたんだけどなー…だけどタイムが芳しく無い。それはホントに良くないのか?
前に詰まってたりして本来の力が出し切れてない?とかが絡んできます。
色々言ってますが、試走タイムは数字で小数点第2位で公表されていますので、この項目は補足程度で頭の片隅に置いておいていただければと思います。
試走偏差と上がりタイム
試走偏差と上がりタイム予想についてお話ししていきます。
Q次郎が予想する時は「試走タイム」は気にせず、上がりタイム予想から組み立てます。
選手が他の選手を抜いたり抜かれたりのレース…試走タイム通りには行きません。
スピードを出すのは得意だけど、人を抜くのが苦手
スピードを出すのが苦手だが、人を抜くのが得意
仕事はきっちりだが、応用が効かない
仕事で抜けはあるが、応用が効く
表現正しい?ですかね?得意不得意があるって事っすねw
なのでそこで必要になるのが6周回の場合3,100mをどれくらいのタイムで上がれるか?です。
通常「上がりタイム」と呼びます。
簡単に説明すると最近10回の走りで
「平均の試走タイム」が3.30秒
「平均の競走タイム」が3.40秒だった場合
計算式としては
「平均競走タイム」から「平均試走タイム」を引きます。
3.40秒から3.30秒を引くと0.100秒となり
公表される「試走偏差」の表記は「+100」となります。
例えば公表された「試走タイム」で
A選手が3.30秒で
B選手が3.33秒だったとします。
試走偏差という項目があります。
良走路の直近10走の「試走偏差」を入れて計算していきます。
Aの選手の試走偏差がプラス100で
Bの選手の試走偏差がプラス060だった場合
「試走タイム」に「試走偏差」をそれぞれプラスして計算をすると…
Aの選手:試走3.30秒+試走偏差100=想定競走タイム3.400秒
Bの選手:試走3.33秒+試走偏差060=想定競走タイム3.390秒
となります。
したがって試走タイムだけではAの選手が大幅に上回ってますが、
試走偏差をプラスして上がりタイムを想定すると、
Bの選手の方が0.01秒(約10m)も優勢と予想が立てられます。
これが上がりタイム予想です。
ここで優劣を付けておくと予想の組み立てがしやすくなります。
ここで参考程度の補足ですが、試走偏差で気を付けていただきたいのが、特にS級選手や最重ハンデ寄りの選手になりますが、
①一般開催と②SG日本選手権などの斡旋が続いた場合は注意が必要です。
なぜなら直近10走の平均値が崩れるためです。
え?どういうこと?
例えばですが…
①一般開催のハンデ戦の場合
最後方からハンデを背負い7車を抜いていくレースだった。
②SG日本選手権やスーパースターの0mオープン戦などの場合、トップスタートを切って1車も捌く事なく独走でゴールをした。
どちらがより試走タイムに近いですか?
となれば②のトップスタートを切って1車も捌く事なく独走でゴールをした。
になると思われます。
普段の「試走偏差」が+100の選手が+060で上がるなんてこともあります。
なので
①一般開催→②SG開催
②SG開催→①一般開催
には注意してほしいかなと思います。
次は展開予想についてお話ししていきます。
展開予想
大事になるのがどの順番で切るかです。
先ほどの上がりタイム予想でA選手3.40秒、B選手3.39秒の場合、
A選手(3.40秒)よりB選手(3.39秒)が前にいたらデータ的には抜けないですよね?
A選手(3.40秒)がB選手(3.39秒)より先行したら?0.01秒の差はありますが、B選手にはA選手を抜くと言う作業が生じる為良い勝負になると予想が出来ます。
まずハンデ位置は◯mなのかを確認します。
基本内側がゴール線に近い為優位です。
0mの場合角度が無いので、スタート力が重要です。
10mの場合、少し角度が付き、ゴール線に遠くなる為、内側が優位、外側が不利になります。
20.30.40mと下がるにつれて、より内側が優位になります。
なので実力が拮抗する選手達が同じハンデになると、そこまでの大きな差は出ませんので位置はかなり重要です。
次はSTスタートタイミングについて
大時計の秒針がスタートになってからスタートするまでのタイミングです。
タイミングが早ければ早く切れますが、厳密に言うとクラッチで繋ぐ、繋ぎで伸びる選手がいるので一概には言えません。
選手の特徴を覚えるまではスタートタイミングで切り分けが良いかと思います。
①A ハンデ10 ST0.25
②B ハンデ10 ST0.15
⑧C ハンデ10 ST0.15
Q次郎は②①⑧の順かなーと予想します。
そこに上がりタイム予想と絡めて優劣付けるとよりわかりやすくなると思います。
試走と上がりタイム予想で優劣、展開予想で優劣、自然と答えは見えてくるかと思います。
「上がりタイム予想」はほぼ同じなのに「試走タイム」だけで売れて、
普通に予想しただけで万車券の獲得チャンスも広がります。
皆様もご自身のスタイルでオートレースを楽しんでいきましょう!
あとがき
いかがでしたか?もし良ければ予想をする際の参考にしていただけると嬉しく思います。
もしご不明点等があればコメント欄で教えてください。
今後も皆さんのお役に立てる動画や、ライブ配信等もやっていければかなと思ってますので宜しくお願いします。
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